アメリカのカリスマ女性司会者 オプラ・ウィンフリー

●●‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━……             

2008318

      

  H&Kから見た世界のステキな人々 Vol.13                                 

 

            Produced by H&K グローバル・コネクションズ                             

 

http://www.hkgc.jp/

‥‥━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥●●

 

こんにちは。H&Kグローバル・コネクションズのケイティです。

 

チベットの騒乱により、80(が死亡したというニュースが入って

きました。中国は、経済面では先進国に近づいているものの、

人権や多様性を認める点においては、まだ国際社会の支援が

必要だと思いました。

 

前回メルマガで、チベットを舞台とした「ブラインドサイト」を

お薦めしたばかりです。あの盲目の子供達を含め、現地の人々の

安全を祈っております。

 

では、今日のメルマガ、スタート!

 

■■「アメリカのカリスマ女性司会者 オプラ・ウィンフリー」■■

 

今日は、全米一の人気テレビ司会者であるオプラ・ウィンフリー

(Oprha Winfrey) について、ステキポイントを探してみましょう。

 

余談ですが、シカゴで犬と散歩しているオプラを見かけた事が

あるんですよ!(笑)。決して美人とはいえず、ダイエットの苦労を

打ち明けたり、親近感がある人です。彼女のサイトは下記です;

 

http://www2.oprah.com/index.jhtml

http://www.youtube.com/watch?v=6tv6Caz4YLw&feature=user

 

彼女の成功は、1986年にスタートした人気トークショー

The Oprah Winfrey Show」から始まりました。なんと、1年間の

ギャラは、26000万ドル(約260億円)で、米テレビ業界の高給取り

ナンバーワン、イチローの約15年分ともいわれ、総資産は、

15億ドル(約1500億円)です。

 

その他、女優、プロデューサー、スタジオやメディアの経営者の

顔を持つオプラ。今回は、彼女の魅力に迫ってみましょう。

プロフィール:苦難に満ちた少女時代と、その後の成功

 

オプラは、1954年、ミシシッピー州の農家で生まれました。

アフリカ系アメリカ人です。結婚していなかった両親はまもなく

別居し、母方の祖母の農場で育てられました。6歳で、

ミルウォーキーの貧民街に住む母親に引き取られ、父親が違う弟達

と共に暮らしました。

 

心痛む事件が起きました。9歳の頃、叔父、従兄弟、従兄弟の男友達

などに性的虐待を受けたのです。恥ずかしい思いと苦しみで、

誰にも相談できず、この時期、彼女は、グレてしまいました。

 

その後、教育熱心な父親に引き取られ、オプラは、毎日、新しい言葉

を覚えました。1週間に一冊本も読み、レポートを提出しなければ

なりませんでした。このお陰で、彼女の成績は向上し始めます。

 

高校では、生徒会長、弁論大会での優勝を経験し、奨学金でテネシー

大学へ進学しました。

 

学生時代に、地元ラジオ局での司会をやったことがきっかけとなり、

テレビ局の仕事が舞い込みました。CBSABCの地元ニュース番組で

高視聴率をあげ、1984年(オプラ30歳)、シカゴのテレビ局に

引き抜かれました。そして、「オプラ・ウィンフリー・ショー」が

誕生したのです。

 

ステキポイント1:一貫した価値観

 

20年たった今でも、オプラ・ブランドの中核は、

The Oprah Winfrey Show」です。現在、世界134カ国で放送され、

平均視聴者数は2100万と高視聴率を誇り、彼女の活動の中心となって

います。 

 

番組では、ライフスタイル全般(フード、ダイエット、恋愛、

スピリチュアル、マネー、健康、社会)の最新情報を提供し、

豪華なゲスト(トム・クルーズ、ジョントラボルタから、

白人テロ組織KKKまで)を向かえることも特徴です。オプラの高い

共感力のせいか、セレブでさえその心の内を告白し、スタジオで 

泣くシーンが多いようです(ジョントラボルタは号泣)。

 

また、豪華なプレゼント(観客全員に、現金、iPod, はたまた、

"新車まで、プレゼントしたこともあります!)で、

観客へのサプライズも忘れていません。

 

この番組を基盤に、彼女は、下記のように多岐にわたって活動して

います。それらを通じて彼女が発信している価値観 

は、一貫していると思います。それは、

 

「人々を成長へと導き、夢を実現してもらいたい」 

 

という事だと思います。彼女は、その鍵が「教育」であると

信じており、自分の番組を「大きな教室」と考えています。

 

下記は、オプラの主要な活動です。全て、OPRAH.com 

http://www2.oprah.com/index.jhtml)というポータルサイトで

統合されており、互いに相乗効果をもたらしています。

例えば、番組で本を紹介したり、本を映画化したり、番組で寄付を

募ったり、、)。 

 

--------------------------------------------------------------

OPRAH.com(オプラ・ドット・コム):ポータルサイト。

  毎月、約600万ユーザー訪問、ページ・ビュー7,000万。

 

Oprah's book clubs(オプラ・ブッククラブ):良書の選び方や

  意見交換ができるクラブ。メンバー数は、約一億人。ジャンルは、

  「小説、文学, 人間関係、セルフヘルプ」等。

 

Harpo Films (ハ-ポ・フィルム):映画会社。

  デンゼル・ワシントンなど有名人も出演しています。ちなみに、

  ハ-ポ(Harpo)とは、Oprahのスペルを逆にしたもの。

 

 O, The Oprah Magazine(オプラ・マガジン):雑誌 

  女性のライフスタイルに関する月刊誌。発行部数は約2百万部。

 

Oprha Winfrey Foundation (オプラ・フィンフリー財団):

  慈善団体。世界の貧しい子供や女性を対象に、教育を通じて、

  リーダーシップ、希望、広い知識を提供する事が目的。

-------------------------------------------------------------- 

   

彼女が、なぜ、教育にこだわるのか? それは彼女の言葉を

見るとわかります;

 

Books were my pass to personal freedom. 

 I learned to read at three, and soon discovered there was a 

 whole world to conquer that went beyond our farm 

 in Mississippi.」 

 

日本語訳:

 「本こそが、自由への道であった。

 3歳で読むことを学び、世の中には、ミシシッピにある自分の農場を

 越えた広い世界があると知った」。 

 

辛かった少女時代に、「本」にのみ希望を見出していった姿が、

目に浮かびます。 

 

彼女の一貫した価値観である「夢」や「教育」は、苦難を乗り越えた

という自身の体験からきている、、。だから、これ程強く、

人々の心を動かすのですね。 

 

ステキポイント2:偉大なるBig Giver (多くを与える人)

 

オプラは、自分が得た莫大な富や、影響力を、あらゆる人々と

共有しています。しかも、そのスケールが凄いのです。

 

番組で、現金や新車(総額8億円)を提供したからではありません

(これも凄いですが)。もっと、根本的に、人々を支援する事で

貢献しているのです。

 

例えば、番組で「オプラ・ブッククラブ」というコーナーを設け、

彼女が好きな本を紹介しています。そこで紹介される本は、

無名、又は、古くて忘れられているものも多くあります。 http://www2.oprah.com/books/books_landing.jhtml

 

いったん彼女に紹介されると、それまで数千、あるいは、数万部しか

売れていなかった本が、いきなり、ベストセラー入りするという

現象を生み出しているのです。

 

又、番組に出演したあらゆる分野の専門家は、有名人となり、

独立していきました。特に、精神科医のドクター・フィル

Dr.Phil: http://www.drphil.com/)は、オプラとの共演後、

自分の番組を持てるようになり、今ではビバリーヒルズに大邸宅を

所有しています(実際に見ましたが、大きかった。。)。 

 

彼女は、慈善活動に熱心に取り組んでいて、

「社会から得た収入を社会に還元する」という信念を貫いています。

 

私財100億円以上を投じて、継続的に、南アフリカなどに学校を設立

したり、番組を通じて、寄付を募ったり。。

貧しくても可能性のある子供達に、教育を通じてチャンスを提供

したい、という強い思いがあるからです。

 

そんなオプラは、2007年、アメリカの『慈善活動に最も貢献している

30人』で、堂々の一位となりました。

 

「与える」事ができる人、オプラ。こんな彼女を見ると、

ビジネスで大きく成功する「意味」が、変わってきますね。

 

ステキポイント3:オプラのカリスマ性 

 

そんなオプラのブランドイメージは、一体、どんなものでしょうか?

 

「聡明」、「元気」、「前向き」、「親しみやすい」、「正直」、

「問題を持つ人への共感力」、「人格」、「成功」、などです。

 

一言でいうと、「カリスマ性」でしょうね。 

 

どうやって、このように高いブランド力を構築できたのでしょうか?

 

番組で、元気なトークを展開し、時には、ゲストへ鋭い質問をしたり、

悩みを告白する相談者へ、心を痛めて涙を流す姿を見せている

ことも大きく影響しています。 

 

しかし、ブランドというのは、一つの仕事だけでなく、プライベート

も含めて、多面的な観点から評価されるものです。彼女が、

黒人であることや、少女時代の苦難や虐待を乗り越えた体験、

慈善家としての熱心な活動も大きく寄与しています。

 

そして、極めつけは、彼女の「前向きな考え方」でしょうね。

 

番組、インタビュー、メルマガ、コミュニティーへのスピーチを

通じて、素晴らしい言葉を、人々の心に届けています; 

 

"I always knew I was destined for greatness." 

 

日本語訳:

「私は、偉大なる人間になるために生まれてきたという確信がある」 

 

"You can have it all. You just can't have it all at once."  

 

日本語訳: 

「あなたは、人生で欲しいもの全部、手に入れられる。

             ただ、全てを一度に持てないだけである」


"Be thankful for what you have; you'll end up having more.

   If you concentrate on what you don't have, you will never, 

  ever have enough."

 

日本語訳:

「与えられているものに感謝すれば、もっと与えられる。 

もし、持っていないものにだけ焦点をあてていると、                                           決して足りることはない」

 

"Where there is no struggle, there is no strength." 

 

日本語訳:

「苦労を体験しない者に、強さは与えられない」 

 

"I'm black, I don't feel burdened by it and I don't think 

  it's a huge responsibility. It's part of who I am. 

  It does not define me." 

 

日本語訳: 

「私は黒人だが、それで心痛めたり、社会に責任があると思わない。

あくまでも、アイデンティティーの一部であり、決して全てではない」 

 

オプラは、タイム誌からは、長年『世界で最も影響力のある人物』 

の一人に選ばれ、ヒラリークリントンの次に女性大統領になる人物

とまでいわれています。しかし、彼女は自分の持ち場を理解して

おり、大統領出馬の可能性を否定しています。

 

今までは、どの政治家にも支持表明しなかった彼女が、2007年暮れに

オバマ指示を表明しました。カリスマ性の高いスピーチ力で、

オバマ旋風を加速させています。(下記、YouTubeで動画見れます) 

http://www.youtube.com/watch?v=_QJJOtT32C0

 

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

【発行人】Hグローバル・コネクションズ 

【感想・意見などをメールする】 info@hkgc.jp

【会社ウェブサイト】  http://www.hkgc.jp

このメルマガの転送は自由です。お知り合いの方に是非お勧め下さい。

ただし、本文の無断転載は禁じます。

C)Copyright Hグローバル・コネクションズ

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆